設計課題
宿泊機能のある「ものつくり」体験施設
採点のポイント
(1)計画一般(敷地の有効利用、配置計画、ゾーニング・動線計画、各部門・各室の計画等)
(2)設計課題の特色に応じた計画
①ものつくり体験部門、宿泊部門及び共用・管理部門のゾーニング・動線計画
②敷地周辺の環境に配慮するとともに地域に開かれた施設の計画
(3)構造・設備に対する理解
(4)設計図書の表現
(5)設計条件・要求図面等に対する重大な不適合
①要求図面のうち1面以上欠けるもの、又は面積表が完成されていないもの
②「ラーメン構造による鉄筋コンクリート造(一部を鉄骨造としてもよい。)、地上3階建」でないもの
③図面相互の重大な不整合(上下階の不整合、階段の欠落等)
④床面積の合計が「2,200m2以上
、2,600m2以下」でないもの
⑤「所要室」及び「その他の施設」のうち、次のいずれかの室又は施設が計画されていないもの
展示ホール、木工工房、機織工房、陶芸工房、研修室、宿泊室(1室でも欠落しているもの)、レストラン、浴室(2室とも欠落)、エントランスホール、管理事務室、電気・機械室、ものつくりプラザ、屋外自由通路(計画範囲外にあるもの)、便所(全くないもの)
⑥利用者用の乗用エレベーター(1基)、又はサービス用エレベーター(1基)が計画されていないもの
⑦その他設計条件を著しく逸脱しているもの(多数の室・施設の欠落等)
採点結果の区分(成績)
●採点結果については、ランクⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳの4段階区分とする。
ランクⅠ:「知識及び技能」*を有するもの
ランクⅡ:「知識及び技能」が不足しているもの
ランクⅢ:「知識及び技能」が著しく不足しているもの
ランクⅣ:設計条件及び要求図面等に対する重大な不適合に該当するもの
*「知識及び技能」とは、一級建築士として備えるべき「建築物の設計に必要な基本的かつ総括的な知識及び技能」をいう。
●なお、採点の結果、ランクⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳのそれぞれの割合は、次のとおりであった。
ランクⅠ:33.5%、ランクⅡ:12.1%、ランクⅢ:18.5%、ランクⅣ:35.9%
合格基準
採点結果における「ランクⅠ」を合格とする。
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